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Q.風疹の免疫がないので心配です。予防接種はしたほうがいい?
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A.妊娠初期に風疹にかかると、目や心臓に障害を持った赤ちゃんが生まれてくるおそれがあります。
ですから、妊娠16週までは、風疹のはやっているところには近づかない、人ごみは避けるなど、自分で風疹にかからないように細心の注意をはらってください。
妊娠中は絶対に予防注射はできません。 |
Q.妊娠してもお化粧やマニキュアは控えるべきでしょうか?
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A.お化粧もマニキュアも、医学的には何も問題はありません。
ただし、定期健診のときはマニキュアはとり、お化粧は控えめにしてきてください。医師は、爪の色や顔色を見て全身状態を判断することがあるからです。
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Q.夫は知らないのですが、過去に2度中絶しています。現在の妊娠経過に影響はありますか?
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A.中絶手術が適切に行われ、処置後に発熱などの異常もなく順調に回復できたのなら、次の妊娠への影響を心配することはありません。
過去の中絶は、やむをえない事情があってのことと思います。あまり口にしたくないかもしれませんが、医師には中絶経験と手術経過をきちんと伝えておくことが大切です。そのことによって、今後のあなたの妊娠経過に十分注意をはらうことができるのです。
医師には患者の秘密を守る義務があるので、たとえ夫であってもそれがもれる心配はありません。 |
Q.妊娠0週や1週って、「もう妊娠している」って意味ですか?
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A.妊娠週数は、28日周期の月経をベースに、最終月経の初日から2週間後に排卵が起こると仮定して、月経初日を0週0日として数えています。ですから、妊娠0週や1週は、まだ排卵前ということ。「妊娠」という言葉がついているので、勘違いしてしまう方も多いかもしれませんが、この時期はまだ妊娠が完全に成立していませんし、もちろん赤ちゃんの姿も子宮の中には認められません。
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Q.つわりが始まってから便秘がひどくなったような気がします。治す方法はありませんか?
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A.妊娠すると便秘しやすくなる傾向はあるようです。しかも、つわりのときは特に多く、便秘が治ればつわりも軽くなることがあります。便秘を治すには、冷たい牛乳や繊維の多い野菜などを食事の中で積極的にとるのが理想ですが、ひどい場合には、医師に相談して軽い下剤を処方してもら方法もあります。
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Q.つわりがひどく、何を食べても吐いてしまいます。赤ちゃんが弱い子になってしまうのでは?
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A.この時期の赤ちゃんはまだとても小さく、必要とする栄養やカロリー量はごくわずかです。どうしても必要な栄養は、お母さんの体に蓄えられている栄養分からとっていますから、赤ちゃんがうまく育たないのではと心配する必要はありません。しかし、なかにはつわりがひどくて脱水症状や栄養障害を起こして体が衰弱する人もいます。こうした状態が長引くと影響がありますので、医師に相談して治療を受けましょう。
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Q.妊娠してから、シミやソバカスが急に増えてきました。産後は元の肌に戻りますか?
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A.シミ・ソバカスが目立ってくるのは、ホルモンの変化によるもので、妊娠すれば誰でも起こりうる正常な変化です。出産後はほとんどの人が治りますから、それほど心配することはありません。ただ日焼けするとそのまま残ってしまう心配がありますから注意してください。
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Q.妊娠中のセックスは慎重にということですが、週何回までだいじょうぶですか?
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A.性生活というのは人それぞれですから、妊娠したからといって一概に週何回までならよいということはいえません。自分自身の判断で体(子宮)に負担のかからないように気をつけて、ということなのです。
妻の体に負担がかからないように、楽な体位を工夫してください。そして、おなかを圧迫しないように、激しい動きや深い挿入は避けましょう。
妊娠中だからといって、セックスをしてはいけないわけではありません。夫婦の大切なコミュニケーションのひとつですから、お互いにいたわりあって、素敵な時間を過ごすようにしてください。
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Q.妊娠中のドライブでの注意点は?
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A.道の悪いところや、急カーブの多いところは避けましょう。同じ姿勢でいると疲れやすいので、シートを倒して横になったり、必ず1〜2時間ごとに車を止めて休むようにします。妊娠中は、法律上シートベルトをしめなくてもよいことになっていますが、苦しくなければしていたほうが安全です。できれば、助手席ではなく後部座席に座り、ゆっくりと足を伸ばしていたほうが疲れません。背中にはクッションなどをあてて、楽にしていましょう。
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Q.仕事が忙しく、なかなか休憩をとりにくいのですが?
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A.職場に働く先輩ママが多ければ、周りの人も気をつかってくれることが多いのですが、独身や男性が多い職場では、つい遠慮してしまうことでしょう。けれど、お腹の赤ちゃんとお母さんの健康を第一に考えたら、疲れたりしてつらいときはがまんせずにトイレに立ったり、休ませてもらいましょう。
妊娠しても、テキパキと精一杯仕事をこなしている姿を見れば、周りの人たちも温かく見守ってくれると思います。お互いに気持ちよく仕事ができるような心配りも大切です。 |
( その1、その2、その3
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