の緊急事態になったときには、急に帝王切開になる場合もあります。帝王切開はふつう、全身麻酔ではないので産声も聞けます。
●産道を通過できないような場合
・児頭骨盤不適合の場合(赤ちゃんの頭が骨盤よりも大きくて通れない場合)
・前置胎盤の場合(胎盤の位置により経膣分娩も可能)
・高年初産婦で産道がかたい場合
・さかごや多胎の場合(必ずしも帝王切開とは限らないが確率は高い)
●胎児の酸素不足の場合
分娩に時間をかけられず、経膣分娩のためにはまだ時間がかかると予測される場合
●母体側に原因がある場合
長い分娩時間に耐えられないと思われる場合(重症の妊娠中毒症や心臓病など)